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2012.12.03
本日はBOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)のイントレチャートラウンド長財布のご紹介です。
ボッテガの代名詞的なイントレチャートですが、イタリア語で「メッシュ」とか「編込み」という意味だそうです。
短冊切りにした上質で柔らかいレザーを編みこんでいくという大変手間が掛かる技法で、型崩れがしにくいという特徴があります。
今回はそのイントレチャート長財布の染め直しとスレ、傷補修のご依頼をいただきました。
全体的にスレによる劣化が目立ってきていて、表面の塗料が剥げてしまっている状態です。
パイピング部分なんかは、このまま使い続けると破れてしまいそうな状態でした。
<施工前 パイピング>
<施工後 パイピング>
目立ちませんが、意外と擦れるのがカードホルダー部分ですよね。
<施工前 カードホルダー部>
<施工後 カードホルダー部>
また、ラウンドの財布だとよくある事例だと思うのですが、開閉時にファスナーが擦れて傷が付いてしまうということがございませんか?
<施工前 マチ部>
<施工後 マチ部>
いかがでしょうか?
最後に全体の仕上がりはこのようになりました。
<施工後 全体>
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